キムワイプ - 化学実験器具一覧
キムワイプは実験器具用ワイパー(拭き取り紙)です。けば立ちや紙粉が少なく、水に溶けにくいという特徴があります。このページではキムワイプの用途と使い方、注意点を説明しています。
大学に入るまでは使うことが無いかもしれません。大学の化学実験では、必ずと言っていいほど、実験台の上に置かれています。
もくじ
キムワイプとは
キムワイプは実験器具用ワイパー(拭き取り紙)です。けば立ちや紙粉が少なく、水に溶けにくいという特徴があります。
日本では日本製紙クレシア株式会社が販売しています(← Kleenexやscottieブランドのテッシュを作ってる会社ですね!)。アメリカではKimberly-Clark社により、 "Kimwipes" という名称で販売されているようです。
様々な大きさのものがありますが、よく実験台に置かれているものは、S-200というもので、シートサイズは120mm×215mm、ボックスサイズは縦120mm×横130mm×高さ90mmです。この小さくてかわいらしい感じが、理系の学生には人気の理由なのかなと…。1箱200枚入りで230円程度です。amazonで6箱セット売ってます。
他のサイズも含め、シートサイズとボックスサイズは次の通りとなっています。
種類 | シートサイズ | ボックスサイズ |
---|---|---|
S-200 mini | 96×215mm | 120×115mm |
S-200 | 120×215mm | 120×130mm |
M-150 | 225×210mm | 120×250mm |
L-100 | 470×425mm | 120×495mm |
安くはないものなので、キムワイプがいっぱいある研究室ほど、予算を持っている研究室だと言われたりしますね。
紙質はかなり固く、ザラザラしています。そのため、これで鼻をかむと痛くなります。amazonのレビューに「メガネふきに愛用」って書いてる方がいっぱいいますが、傷つかないのかな~と心配になります。個人的には、布製のメガネ拭き使った方がいいんじゃないかと…
キムワイプとは別に、より吸収力に優れたキムタオルなるものも存在します。
キムワイプ使用上の注意
- 重金属などの有害物質を拭き取った後は、必ず専用のごみ箱に入れます。
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