ノットイコール ≠ の意味と記号の入力方法
もくじ
ノットイコールの意味
ノットイコールは、等しくないという意味です。記号「≠」を使って表します。
英語のノット(not)は「~ではない」という意味、イコール(equal)は「等しい」という意味です。よって、ノットイコールは「等しくない」という意味になります。
ノットイコールの記号
≠
ノットイコールは、例えば次のように使います。
1 ≠ 3
この式は、ノットイコール ≠ の左側(左辺)が 1 であるのに対し、右側(右辺)は 3 です。1 と 3 は等しい数ではないので、この左右の辺はノットイコール ≠ でつながれます。ちなみにこの式は、不等号を使って 1 < 3 と表すこともできます。
また、文字式に対してノットイコールを使うこともあります。次の例は、中学校で学習する「割り算は 0 で割ってはいけない」という条件式です。ここでは割り算を分数で表しています。
分数は次の形で表される。
\begin{align*} \frac{a}{b} \end{align*}
ただし、$b \neq 0$。
このように、文字式に対してノットイコール ≠ を使うこともよくあります。
ノットイコールの入力方法
ここからは、ノットイコールの記号 ≠ の入力・変換方法を説明します。
お手持ちのデバイスで今すぐ入力したいという方は、下の記号をコピー & ペーストして利用するといいでしょう。
ノットイコールの記号
≠
パソコンで入力する場合
パソコンでノットイコールを入力するには、「=」記号を変換するのが最も確実でしょう(Windows で確認済み)。次の手順で変換します。
- 「半角/全角」キーを押して日本語入力モードにする。
- 「=」を入力する
- スペースキーを(何度か)押して「≠」に変換する。
なお、「=」は、Shift キーを押しながら、アルファベットの上段にある数字キー 0 の右横のキーを押します
iPhone で入力する場合
iPhone の場合、「ノットイコール」と入力すると、その変換候補に「≠」が出てきます。
また、下図のように数字パットの 6 の位置から「=」を入力すると、その変換候補に「≠」が出てきます。
TeX で入力する場合
TeX でノットイコールを入力するには、\neq コマンドを使います。または、「=」の前に \not コマンドを付けることで、= に斜線を重ねて表現します。
- $\neq$
- \neq
- $\not=$
- \not=