ボールペンの拡大画像
とがった棒の先に、黒い半球体。さて下の写真は何を拡大したものでしょうか?
正解は、ボールペンです!
ボールペンは、その名の通りボールが入ったペン。画像の上部がインクが出る先端であり、ここにボール(剛球)が入っています。画像はボール部分に黒いインクがついている状態です。ボール部分を紙に当てて滑らすことで、ボールが回転し、それと共に軸から供給されたインクが流れてきて紙に染みこみます。そして、紙には筆跡が記録されるのです。
100円くらいで買えて日常的に使う道具にも、緻密な構造が隠されています。細いものでは 0.3 mm ほどの細さの線を描けますが、それだけ小さなボールを精密に加工し、しかも滑らかに動く仕組みが潜んでいることに感動しますね。
身近にあるミクロな構造に注目してしましょう。拡大することで、物の性質や役割が明らかになります。