電球フィラメントの拡大画像
ぐるぐると巻かれたらせん状の線が、針金で引き延ばされています。さて下の写真は何を拡大したものでしょうか?
正解は、白熱電球のフィラメントです!
最近は LED 電球が普及して見る機会が減っていますが、上の画像は白熱電球というもので、その内部を拡大したものです。電気を流すことでフィラメントが高温になり、光を発します。フィラメントの素材はタングステンという金属で、ここが光を発する部分です。長期間使用していると、フィラメントが切れて電球の寿命を迎えます。
構造的な特徴はらせん状の形と、それが針金で引き延ばされていることですね。どちらも小さな電球の中に、長いフィラメントを収めるための工夫でしょう。
身近にあるミクロな構造に注目してしましょう。拡大することで、物の性質や役割が明らかになります。