USB Type-A コネクタ の拡大画像
青いボディに9つの金色のピン、さて下の写真は何を拡大したものでしょうか?
正解は、USB Type-A コネクタ(メス)です!
USB Type-A はパソコンと周辺機器を接続するためなどに使われるインターフェース端子。最近は USB Type-C の普及が進んでいますが、USB Type-A は互換性が高く、今もまだ様々な機器に搭載されていますね。
この画像の端子は USB 3.0 の端子で、端子の色が青いのが特徴です。奥の4つのピンは USB 2.0(High-Speed) との互換性を確保するために使用されるピンです。手前の5つのピンは、 USB 3.0(SuperSpeed)以降で使用される高速通信用のピンになっています。
角度を変えて、少し横から見てみましょう。
斜めから見ると、奥の4つのピンはバネのようにオス側の端子の接点を押さえる構造になっていることが分かります。一方で、手前の5つのピンはフラットな形状となっています。手前のピンについては逆に、オス側の端子がバネ形状のピンになっていて、写真のメス側は押さえつけられる構造になっています。
みなさんもお手持ちの USB 端子の中を覗いてみてください。
身近にあるミクロな構造に注目してしましょう。拡大することで、物の性質や役割が明らかになります。