ガラス管 - 化学実験器具一覧

ガラス管は中空のガラス棒です。ゴム栓に挿して気体や液体を通すためなどに用います。

小学校や中学校で、フラスコで発生させた気体をゴム管やガラス管を通して、水上置換で集めるという実験を行ったことがあるかと思います。

ガラス管


もくじ

  1. ガラス管とは
  2. ガラス管使用上の注意

ガラス管とは

ガラス管は中空のガラス棒です。ゴム栓コルクボーラーで穴をあけ、この穴にガラス管を通して気体や液体の出入りをさせるために用います。また、ゴム管(チューブ)を被せて他の実験器具と接続します。英語では "glass tube" といいます。

外形6mmのものが一般的によく用いられているサイズではないかと思います。

水上置換をする際、水中に気体を放出する部分は90°くらいに曲がったガラス管を接続します。このようなL字管は、ガスバーナーを使って自分で加工して作ります。

ガラス管使用上の注意

  • ガラス管をゴム栓に通す際は、必ずゴム栓の近くを短く持ち、垂直に力を加えます。また、無理に通そうとせず、通りにくい場合は水などを付け、回転させながら差し込みます。無理に力を加えると、ガラス管が折れ、そのままの勢いで手に刺さり、けがをします。

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