ナスフラスコ - 化学実験器具一覧
ナスフラスコは、ナスの形をしたフラスコです。このページではナスフラスコの用途と使用上の注意点を説明しています。
ナスフラスコが登場するのは大学に入ってからだと思います。大学では丸底フラスコを使うことは滅多になく、ナスフラスコを頻繁に使います。
もくじ
ナスフラスコとは
ナスフラスコは、ナスの形をしたフラスコです。英語では "recovery flask" もしくは "eggplant flask" と呼ぶようです。
丸底フラスコのような「肩」の部分がなく、口から底まで緩いカーブの形状です。底が丸いため、フラスコ台の上に置きます。
肩の部分がないため、内容物の掻き出しや洗浄がしやすいです。
口の部分がすり合わせになっているものがほとんどです。ロータリーエバポレーターに接続したり、還流管に接続したりして使用します。大学などでは、丸底フラスコよりも頻繁に使用されます。
値段は、200mLのもので1,200円程度です。
ナスフラスコ使用上の注意
- 撹拌子を入れる場合は、壁に沿わせるようにゆっくりと入れます。落とすように入れて底に衝撃を与えると、フラスコが割れる原因となります。
他の実験器具の用途や使い方も解説しています。