ナスフラスコ - 化学実験器具一覧

ナスフラスコは、ナスの形をしたフラスコです。このページではナスフラスコの用途と使用上の注意点を説明しています。

ナスフラスコが登場するのは大学に入ってからだと思います。大学では丸底フラスコを使うことは滅多になく、ナスフラスコを頻繁に使います。

ナスフラスコ


もくじ

  1. ナスフラスコとは
  2. ナスフラスコ使用上の注意

ナスフラスコとは

ナスフラスコは、ナスの形をしたフラスコです。英語では "recovery flask" もしくは "eggplant flask" と呼ぶようです。

丸底フラスコのような「肩」の部分がなく、口から底まで緩いカーブの形状です。底が丸いため、フラスコ台の上に置きます。

肩の部分がないため、内容物の掻き出しや洗浄がしやすいです。

口の部分がすり合わせになっているものがほとんどです。ロータリーエバポレーターに接続したり、還流管に接続したりして使用します。大学などでは、丸底フラスコよりも頻繁に使用されます。

値段は、200mLのもので1,200円程度です。

ナスフラスコ使用上の注意

  • 撹拌子を入れる場合は、壁に沿わせるようにゆっくりと入れます。落とすように入れて底に衝撃を与えると、フラスコが割れる原因となります。

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